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のどの渇きや吐き気がある場合は糖尿病を疑おう

今や日本人の多くの人がかかっているといわれている糖尿病ですが、その初期症状は気づきにくいのが特徴です。
代表的な自覚症状として、のどが渇く、多飲、多尿といったものがあります。
のどが渇くから水をたくさん飲む、だからトイレによく通うと考えるでしょう。
これらは高血糖による脱水症状です。
そのほか、きちんと食べているのに体重が減っていく、足がつる、傷が治りにくいといったことがあります。

糖尿病はインスリンが十分に分泌されなかったり、働かなかったりすることで血液中のブドウ糖濃度が高くなります。
これが高血糖と呼ばれている状態です。
血液中に不要なブドウ糖があると腎臓はそれを体外へ排出しようとします。
それが多尿の原因です。
尿として排出されるためには水分が必要になるため喉が渇きやすくなったり、水をたくさん飲んだりするのです。

吐き気と糖尿病の関係ですが、こちらは低血糖状態で起こります。
普段、血糖値の高い人が急に血糖値が低くなると冷や汗や手の振え、吐き気などをもよおします。

冒頭でも触れましたが、糖尿病の初期症状は気づきにくく、自覚症状として現れ始めるころには、合併症を引き起こしている可能性があります。
糖尿病そのものはきちんと血糖コントロールさえできていれば、恐ろしい病気ではありません。
ただ、進行し、合併症が出てくると、極端な話、人工透析が必要になったり、足を切断しなければならない状態や失明の状態になったりする危険性があるのです。
大変な状態にならないようにするためには早期発見と適切な対処が大切なのです。
食事療法と運動療法でうまくコントロールできる方は、薬を飲む必要はありません。

糖尿病は怖い病気だということを自覚し、定期的に健康診断を受け、血糖をチェックすることが大切です。
それとともに、のどの渇きや吐き気など他の病気で見られる症状であっても、これくらいなら医者に行かなくても大丈夫と自己判断するのはやめましょう。
もしかしたら糖尿病かもしれないという意識をもち、お近くの医療機関を受診すべきです。

血糖値を下げるには水溶性食物繊維を積極的にとる

上がってしまった血糖値を下げるには食物繊維を積極的に摂取した方がいいとされています。
食物繊維には水に溶けにくい繊維質の不溶性食物繊維と、水に溶けやすく溶けたらゲル状になる水溶性食物繊維の二種類があります。

不溶性食物繊維は水分を吸収しやすく排便を促す役割があります。
水溶性食物繊維はゲル状になるので胃や腸内で一緒にとった糖質を包み込んで消化吸収を遅らせるので血糖値の上昇を緩やかにします。
腸内細菌のエサにもなり、最近ではインスリンを効率よく働かせる消化管ホルモンの分泌を促す効果があるともいわれています。

日本人は食物繊維の摂取量が必要な量の平均に達していないといわれています。
のどが渇く、吐き気がする、食べても体重が落ちる、トイレに頻繁にいくといった糖尿病が疑われる初期症状が出ていない人でも食物繊維は積極的に摂取した方がよいです。
特に水溶性食物繊維は腸内環境を整え血中コレステロールを下げてくれるので積極的にとりたいものです。

多く含まれている食材はらっきょうやエシャロット、にんにくやゴボウ、カボチャやほうれん草、キノコ類といった野菜です。
また、アボカドやいちじくやキウイフルーツ、イチゴやりんご等の果物にも多く含まれています。
納豆や海草、大麦、抹茶等も積極的にとりたい食品です。

血糖値を下げるための効果的な摂取方法は食べる順番も関わってきます。
ご飯などの糖質より先に食べた方がより良い効果があるといわれています。
まず野菜を食べ、次にたんぱく質である魚などを食べ、最後にご飯などの炭水化物を摂るようにすると血糖値の上昇が穏やかになりいいとされています。
水溶性食物繊維は糖尿病の予防をするには積極的にとりたいものです。

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